みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト<People’s Power flow into Healthcare : PPH>は、あらゆる人が立場を超えてこれからの医療を一緒に考え、創っていくためのプロジェクトです。
病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった立場の異なる人たちが協働し、これからの医療をつくるにはまずお互いを知ることが必要であることから、みんなでつくろう、これからの医療プロジェクトでは「みんつくゼミナール2023」と題して全4回のセミナーを開催しています。
「未来の医療、あなたも創る主役に!」
インターネット、スマートフォン、車や電車…現代を生きる私たちがテクノロジーに触れない日はありません。そんなテクノロジーは、みんなで共有し築き上げるもの。研究室の扉を閉ざすのではなく、設計から当事者と共にデザインすることで、人と社会に本当に役立つ医療を共に創り上げる――。
製品開発の最前線で協働する伊藤亮氏と上原皓氏が目指す、人に寄り添うテクノロジーが息づく未来の医療。 当事者、医療者、ヘルスケア企業の登壇者と一緒に、皆さんも“共に創る未来の医療“について考えてみませんか?
【開催概要】
開催日時:2024年2月4日(日)12:00~14:00
開催方法:Zoomウェビナー
参加費:無料
お申込み:https://qr.paps.jp/Xa2If
主催:一般社団法人ピーペック みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト
共催:アステラス製薬株式会社
協賛:アステラス製薬株式会社、EAファーマ株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、第一三共株式会社、大正製薬株式会社、武田薬品工業株式会社、鳥居製薬株式会社、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、ノバルティス ファーマ株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
プログラム
講演:伊藤 亮 氏(一般社団法人先天性ミオパチーの会 代表理事)
上原 皓 氏(筑波大学 システム情報系 助教)
ディスカッション:参加者の意見も積極的に取り上げながら、プロジェクトメンバーがそれぞれの立場から意見を交わします。
【講師プロフィール】
<伊藤 亮 氏>
1991年 福岡県北九州市生まれ。
生まれつき発育発達が遅く検査をした6歳の時に先天性ミオパチーと診断される。
現在、呼吸の能力は95歳以上と言われ同年代の一般の方の10%の呼吸しかできない。
電動車いすや呼吸補助具、自宅では人工呼吸器を使うことが多くなってきている。
北九州市難病対策地域協議会、北九州市難病相談支援センター、北九州ロボケアセンターの立ち上げや京都大学iPS細胞研究所櫻井研究室のHP制作・管理に携わるなど多方面から難病対策への活動を進めている。
<上原 皓 氏>
2020年 筑波大学大学院システム情報工学研究科博士課程修了。博士(工学)。
2020年 ソニー株式会社 インタラクションデザイナー、2021年 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 非常勤研究員を経て、2022年より筑波大学システム情報系 助教。サイバニクス研究センター、未来社会工学開発研究センター(F-MIRAI) 研究担当者。
人・ロボット・情報系の融合複合新領域「サイバニクス」を開拓し、神経・筋難病患者の機能再生と自立支援を可能とする装着型サイボーグHALやサイバニクス空間等の研究に従事。